ウクレレ №92 コンサートサイズ 日本の木シリーズ (オニグルミ・ケヤキ・ヤマザクラほか)
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<特徴>
・コンサートサイズ
・木の部分は全部日本の木を使った日本の木シリーズウクレレです。一十舎では、様々な日本の木を使ってウクレレを作っています。
・今回は、ボディ(表板・裏板・側板)はオニグルミ(鬼胡桃)材、ネックはケヤキ(欅)材、指板にヤマザクラ(山桜)材、ブリッジにセンダン(栴檀)材、ヘッドの突板にカツラ(桂)材、ロゼッタにヤクスギ(屋久杉)材を使用。
・ボディに使用したオニグルミは、実が食用として有名ですが、材木としてもなかなか優秀で、柔らかすぎず硬すぎずバランスが取れ、狂いが少なく粘りのある材として幅広い用途に使われます。音響的にもホッと安心できるような落ち着いた音色の中に明るさもあり、楽器材として十分な魅力があります。おもしろい前例として、明治時代にバンジョーやマンドリンを国産するとき、胴や棹にクルミを使用した例があります。なお、現代では北米産のブラックウォルナットが楽器材に使用される例がありますが、これは同じクルミ属の材ですが、日本のオニグルミとは別の種で、オニグルミはブラックウォルナットに比べると軽量で淡い色です。
・ネックに使用したケヤキ材は、日本では古くから家具、大黒柱、神社仏閣の建材などに使用されてきた材です。樹齢数百年の巨木が境内に立って神格化されていたりします。材質は極めて堅牢で、耐久性・耐水性・耐朽性が高く、材木としての希少性が高いためやや高価です。古来、寺院で時を知らせる合図に叩く板木(ばんぎ)や木魚の材として使用されてよく通る響きが愛されてきましたし、太鼓の胴、三味線の胴、薩摩琵琶の胴など、楽器の胴材として使用されました。
・指板に使用したヤマザクラは、サクラの天然種のひとつで、本州、四国、九州に自生する品種です。サクラには、天然種のほかに、有名なソメイヨシノなど人為的に育成された園芸品種がたくさんあり、それら園芸品種はサトザクラという総称で天然種と区別されます。ヤマザクラは、材木としてよく利用され、良材として定評があります。中庸からやや重硬、均質、緻密、寸法安定性がよく、色に温かみがあり光沢が出て美しいことから、伝統的に、器具、玩具、楽器、彫刻、工芸品、浮世絵などの版木、定規、種々の木型などに使用されてきました。日本の楽器材としては、木鐘、大鼓、小鼓、三味線の胴や棹、琵琶の胴、月琴の胴など、使用例がたくさんあります。
・ウクレレ全体のデザイン(ボディのサイズ・形状・ヘッドデザイン)は、1733年にフロリダ沖で難破沈没したスペイン船(サン・フェルナンド号)から引き揚げられた小型ルネサンスギター残骸から復元し、それをウクレレ仕様に作り変えたので、全体に古楽器風の味わいになっています。ルネサンスギターはウクレレの最古の祖先と考えられます。(ざっくり言うと、スペインのルネサンスギターがポルトガルでカヴァキーニョになりそれがハワイに渡ってウクレレになったという流れ)
<仕様>
材 表板・裏板・側板 鬼胡桃(オニグルミ)
ネック 欅(ケヤキ)
指板 山桜(やまざくら)
ブリッジ 栴檀(センダン)
ヘッド突板 桂(かつら)
ロゼッタ 屋久杉(やくすぎ)
ナットとサドル 牛骨
ペグ ゴトーUPT
弦 フロロカーボン
付属品 ケース付き
<サイズ>
全長(上端から下端まで) 615mm
ボディ長 270mm
ボディ最大幅 165mm
ボディ厚み 54mm
弦長 435mm
<デモ演奏>
本器のデモ演奏は次のページで紹介しているので聞いてみて下さい。
https://ittosya.net/%e2%84%9692
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